巻物

騒がしく踊るあいつと飛行機雲

天空と海に浮かぶ蜃気楼

ねえみんな、「戦術」に関して考えてみよう。険しい顔するほど頭を抱え込む問題ではないと思うんだよ、「ハンバーグ」の特色って。

ホーム

息絶え絶えで泳ぐ母さんと読みかけの本

普段、自宅で個人で出来るような業務をして、稀に誘いがあると外に仕事に参加する。
たった、稀にだけど、最強に面倒くさく思えて仕方ない。
この際引き受けるの辞めてしまおうかと。
行けば張り切るけど、多くの人にはさまれて、チームで仕事を行うのは大変だ。
と、友達に話すと、気持ちは分かるけれど、などクスクス笑っていた。

薄暗い仏滅の深夜は散歩を
夏休みが2週間くらい過ぎた頃の夕暮れ時。
「カンけり」で鬼役をしている少年は、とんでもなくお腹をすかせていた。
捕まえても捕まえても、缶をけられて捕まえた友達が逃げるので、もはや本日のカンけりは終わらないんじゃないかとため息をついた。
クタクタに疲れて家に帰ると、ドアを開ける前に、今日の夕飯が何かわかった。
とても美味しそうなカレーの匂いに、少年は「やった!」と小さく叫んだ。

勢いで話す先生とよく冷えたビール

1年前から、九州の南に住むようになって台風の直撃を大変気にするようになった。
被害が全く違うからだ。
佐賀に住んでいたことも埼玉に住んでいたこともあるけれども、しかし、台風の風の強さが全然違う。
サッカーのゴールが動いていくと聞いたときは、オーバーだと思ったが、現実だった。
風速がすごい台風が通過した後は、高いヤシや大きな木は倒れ、海沿いの道路は海からのゴミでいっぱいで車で走るのにも道を選ばないと走れない。
海辺の家では、車のフロントガラスが割れたり、民家のガラスが割れ、天井が飛んだりと冗談と考えていたようなことを見た。
真上を通らずにかすっただけでも風はとっても強く、古い家に住んでいると家の揺れる音がすごく心配してしまう。

暑い週末の朝は微笑んで
「富士には月見草がよく似合う」との名文を残したのは小説家の太宰だ。
彼は、バスに乗り、御坂峠を越え、現在の甲府市へ行く途中だった。
バスでたまたま乗り合わせたお婆ちゃんが「月見草」とつぶやく。
そこで、振り返った太宰治の視界に映ったのが、月見草、と、名峰富士だ。
富岳百景に記されたのこの部分は、名峰富士を知るに欠かさない。
他にも作品に引っ張りだこの、3776mの名山だ。
どの位置から見てもおんなじように綺麗な形をしているために、八面玲瓏という言葉が似合うと口にされる。
全く同じ意見だ。
私が好むのは冬景色の中の富士山だ。

前のめりで自転車をこぐ母さんと冷たい雨

太宰の「斜陽」は、一気に読めると思う。
戦前は良い所の娘だったかず子が、根強くて引かない女性に豹変していく。
これはこれでカッコイイと感じた私。
この人のように、誰にも負けない行動力と、強い我が戦後は必要だったのかもしれない。
彼女の都合は置いておいて、不倫相手の作家の奥さんからしたら大迷惑だろうとも思う。

涼しい平日の日没に冷酒を
この一眼は、あまり大きな声では言えないけれど、浜で拾ってしまった。
昨日は、8月の終わり頃で、中ごろで、いつもより暑い日だった。
マリンタワーで大好きな恋人ともめてしまい、今日は口を利きたくないと言われたのだ。
気を取り直そうと、アパートからこの海岸まで自転車でやってきて、海岸を散歩していた。
その時、少し砂で汚れたこの一眼レフに出会ったのだ。
持って帰って、試しに夜の様子を一枚撮ってみた。
一眼の持ち主より、良い線で撮れるかもしれないと思った。
彼女の素敵な笑顔撮れたらなー、とか、意外とピント調節って丁度良くならないなーとか思っていた。
明日あたり、なんとか会ってくれるなら、恋人に僕が悪かったと謝りたい。
それが済んだら、この一眼、落とし主に届けるつもりだ。

暑い日曜の夕方は熱燗を

明日香は、大学で一番に一緒に居るようになった仲間だ。
彼女の良い所は、可愛くて、小さなことは、気にしないところ。
私が仲良くなろうと言ったそうだが、記憶にないけど、そうだと思う。
一緒にいると、全てがシンプルになるので、凄くほっとする。
痩せてて華奢なのに、夜中にハンバーガーを食べに車を走らせたりするという。

熱中して体操する妹と私
江國香織の小説に登場する主人公は、陰と陽を持っていると思う。
旦那意外との恋愛を肯定化する。
恋だと思わせつつ、心から愛しているのは旦那様だけのただ一人。
なんて女の人たちが多いような気がします。
旦那意外との恋愛を陰だと置くと、本命は陽。
突然スイッチが入ったように陰が現れる。
結婚以外での恋愛に関する善悪は置いておいて、登場する女性を研究する。
自分の中に新しい恋愛に対する考え方や価値観が現れることもありえる。

どしゃ降りの日曜の早朝はひっそりと

タバコは体調に百害あって一利なしだ。
と言ったことは、分かっていても購入してしまうものらしい。
新入社員の頃、仕事で出会った製薬会社の社長である年配の方。
「私が丈夫なのはタバコとワインのおかげです!」なんて胸を張って話していた。
こんなに言われると、無理な脱ニコチンはしなくてもいいのかも・・・と感じる。

笑顔で跳ねる家族と穴のあいた靴下
その上お客様は、ほとんどが日本からの観光客という状態だったので、その不思議な光景にも驚いた。
買い物中のお客様は、ほとんどが日本人という感じだったのでその雰囲気にもびっくりした。
日本で評判なのが、韓国のコスメは肌にやさしい成分が豊富に使用されているらしい。
もちろん、化粧品にも興味はあったけれど、店の人の言語能力にも素晴らしいと思った。
ちょっとだけなのかもしれないが、日本語が上手い。
私たちは、頼りない英語を使うチャンスだと思い行った韓国だったが、出る幕がないようだった。
会話の機会があれば、努力次第で外国語を理解できるということを目にすることができた旅行だった。

手裏剣


Copyright (C) 2015 天空と海に浮かぶ蜃気楼 All Rights Reserved.
巻物の端